イエティとは、ヒマラヤ山脈に住むといわれているUMA(未確認動物)です。
全身が毛に覆われ、直立歩行するとされるイエティは世界中で目撃情報や伝聞があるものの未だ実在は確認がとれていません。
しかし、イエティの子孫の存在が話題になっています。
19世紀にロシアで捕獲された女性のイエティ「ザナ」の子孫ということですが…
今回は、
についてお伝えします。
イエティ・ザナの正体は?
19世紀、ロシア・コーカサス地方のトーキナという村で捕獲された女性のイエティ・ザナの正体は、完全な現生人類、それもサハラ砂漠以南のアフリカ黒人であるとされています。
ロシアには、山中にアルマスと呼ばれるUMAが住むという伝説があり、コーカサスもアルマの生息地として有名な場所でした。
捕らえられた女性のイエティは身長は2メートル近くもあり、力が強く、全身が毛に覆われ、驚異的な身体能力をもっていたそうです。
捕獲された村で女性イエティは「ザナ」と名付けられました。
ザナはその村で暮らし、4人の子どもを産みます。
子どもは人間としてその村で成長し、現在もその子孫が生き続けているということなのです。
ザナの正体を調べるため、ザナが産んだ子どもの1人であるクゥイトの頭蓋骨を調べたところアフリカ黒であることがわかったそうです。
人間に保護されたイエティの女性
ザナと名付けられた(写真)
ワインと肉が好物だった。
そして、人間の子を産んで
その子孫は健在だ pic.twitter.com/Xk3xpwWKR2— 火曜日のおとこ (@brothersongs) December 10, 2021
ザナがアフリカ人黒人だったとするとなぜロシアのコーカサス地方にいたのか?
全身が毛に覆われていたという特徴にも疑問が残ります。
しかし先天的疾患の一種に過剰異所発毛症があり、ひどい場合は全身が毛に覆われることもあるそうです。
また、その特徴的な「全身毛だらけ」の先天的疾患を持つ人物はは珍しいためステージの見世物として売り飛ばされるケースもあったそうです。
事実はわかりませんが、ザナも同じケースであれば遠く離れたロシア・コーカサス地方で捕獲されたことも説明がつきますね。
イエティ・ザナの子孫のDNA鑑定からネアンデルタール人の可能性も
イエティと考えられていたザナの子孫は現在も存在しています。
5代目の人物は健在しており、テレビ番組の企画でDNA、MRI等解析が行われました。
その結果、後頭葉が一般の人よりも大きく発達しており、視力と聴覚がとても優れていることがわかりました。
DNA検査の結果からアフリカ系の遺伝子を引いていることがわかり、番組の企画では専門家たちの意見からネアンデルター人が別の進化を遂げたものでは?と仮説を立てていました。
ネアンデルタール人は歴史上では絶滅したことになっています。
しかし、ネアンデルタール人が密かに生き残っておりUMA(イエティやアルマス)として目撃をされている可能性があるということになるのでしょうか。
イエティ・ザナの5代目の子孫のDNA鑑定ではホモ・サピエンスとは異なる進化を遂げたネアンデルタール人の祖先ということになるのかもしれません。
前項ではザナの息子であるクウィトの頭蓋骨での検査からザナの正体は現生人類(アフリカ黒人)と導きだされていますが、健在する5代目子孫ではネアンデルタール人が進化を遂げたとの仮説もあります。
真実はさらなる検査が必要になりそうですね。
まとめ
今回は、イエティの子孫の存在から、ロシアで捕獲された女性イエティ・ザナの正体について調べてみました。
結果、真実はわかっておらず、今後さらなる検査の必要があるようです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。