大阪梅田駅周辺の地下街。
その地下街にある「泉の広場」には、謎の「赤い女」が出没するという有名な都市伝説があります。
今回は、
についてお伝えします。
大阪梅田「泉の広場」に出る赤い女の都市伝説とは?
赤い女の都市伝説とは大阪梅田の地下街にあった噴水「泉の広場」で赤い服を着た女が出没するという目撃情報や体験談がネットに書き込まれたことで広く知られています。
ネットに書き込まれていたのは2002年頃ですが、投稿者の体験は1999年頃になるようです。
その体験談とは以下の通りです。
通勤のために泉の広場を通っていた投稿者は「赤い女」を目撃していました。
ある日、仕事帰りに噴水ごしに赤い女に睨まれていると気づきます。
いつもフラフラしている赤い女が異様な素早さで近づいてきて大笑いしていました。
赤い女に顔を覗き込まれて、女の顔を見たら眼球がすべて、黒目に変わっていました。
その時、見知らぬ男性に腕をつかまれ、その男性が赤い女を睨みつけました。
すると赤い女はその場を立ち去りました。
その男性から「危ない目にあいたくなかったら、もうここには近寄らないほうがいい」と言われ、「泉の広場」に近寄らないことを約束させられました。
その体験談をネットに書き込むと他からも赤い女に関する目撃談や体験談が続出しました。
赤い女の共通する特徴は以下の通り。
- 赤い服を着ている(赤いコートやワンピース服装は違うが、赤という点が共通している)
- 黒い目
- 小柄
- 髪が長い
ネットに書き込まれたのは2002年以降ですが、過去の体験談として書き込まれていたので、実際に目撃されていたのは1990年代後半から2000年代初頭と言われています。
赤い女の正体はアキちゃん?
ネットに書き込まれていた赤い女の正体は実在する人物「アキちゃん」という情報もありました。
「アキちゃん」とは娼婦で、男に騙されたせいで精神が不安定になり、奇行が目立つようになったということです。
独り言を言ったり、1人で笑っていたり・・・
泉の広場に若いカップルが来ると、鬼のような形相で睨みつけていたそうです。
この「アキちゃん」の存在が「赤い女」という都市伝説に変わっていったのではないかという情報もあります。
現在の「泉の広場」は?
2019年に「泉の広場」の噴水は撤去されています。
現在は、「Water Tree」と呼ばれる枝と葉で水をイメージしたモニュメントが新設されています。
明るく綺麗な場所にリニューアルされています。
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当時、携帯電話が主流ではない時代、泉の広場の噴水は待ち合わせ場所として利用されていました。
地下街ということもあり、出会い系などの待ち合わせにも利用されており、現在のようなキラキラしたイメージではなかったようで、このような都市伝説も生まれやすかったのかもしれません。
まとめ
大阪梅田の「泉の広場」にでる赤い女の都市伝説や「アキちゃん」という実在する人物が正体だったという情報もあること、現在の「泉の広場」についてお伝えしました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。