ちむどんどん砂川豆腐店のモデルは?沖縄本土復帰と豆腐の関係も | hanaブログ

ちむどんどん砂川豆腐店のモデルは?沖縄本土復帰と豆腐の関係も

ちむどんどん
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ちむどんどんにでてくる比嘉家4兄妹の幼なじみである砂川豆腐店の砂川智。

前田公輝さんが演じています。(子ども時代は宮下柚百さん)

砂川智は家業の砂川豆腐店を継ぎながら、もっと大きな商売をしたいという野望を持っていてひそかにヒロイン・暢子に思いを寄せます。

今回は「ちむどんどん」の物語にでてくる砂川豆腐店についてや沖縄料理にかかせないゆし豆腐や島豆腐と沖縄本土復帰の関係が物語にどのような関わりがでてくるのかを予想してみました。

 

今回は、

・「ちむどんどん」の砂川豆腐店のモデルは?

・「ちむどんどん」ゆし豆腐や島豆腐と沖縄本土復帰との関係が物語に?

についてお伝えします。

 

砂川豆腐店・砂川智の子ども時代を演じる宮下柚百の記事はこちら

 

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「ちむどんどん」の砂川豆腐店のモデルは?

「ちむどんどん」にでてくる砂川豆腐店のモデルは明らかになっていません。

 

沖縄とうふ指導:大城光

「ちむどんどん」の砂川豆腐店のモデルは明らかになっていませんが、脚注で沖縄とうふ指導をされている方がいます。

宇那志豆腐店の代表・大城光さんです。

宇那志豆腐店は昭和60年創業、沖縄県の糸満市で33年続く豆腐店です。

創業当時から変わらず「地釜製法」という豆乳を釜に入れて直火で炊く製法で製造しており、技術監修ということで「ちむどんどん」に関わっています。

「ちむどんどん」の物語は昭和39年の話からスタートしているので宇那志豆腐店がモデルというわけではないと思いますが、宇那志豆腐の糸満市の店舗を参考に作られているのだと思います。

 

宇那志豆腐店の代表・大城光さんは2代目です。

伝統的な沖縄とうふの良さを捉えながらも、美味しい沖縄とうふを全国にも広めるべく技術指導をなさっているようです。

現在、”沖縄のソウルフード『ゆし豆腐』”を宇那志豆腐店監修の元、全国のお豆腐屋さんとのコラボ企画を行っています。

詳しくはInstagramをチェックしてみてください。→宇那志コラボプロジェクト

伝統を守りながら、ゆし豆腐の良さを全国に広める活動もしている宇那志豆腐店の大城光さん。

砂川豆腐店を継ぎながらもっと大きな商売をしたいという野望をもっている『砂川智』のモデルになっているような気もしますね。

 

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1496318909305262083?s=20&t=cH_A_B4wWuoMTU4hdwaRSw

宇那志豆腐店の口コミ

宇那志豆腐店は沖縄糸満市では有名な豆腐屋さんで、近くに住んでいる人は昔から食べている味のようです。

 

https://twitter.com/socrateke02/status/1392687380465811459?s=20&t=foJv-tVaBlEaL-f0TgNjpA

https://twitter.com/kikki337/status/1369776610472120321?s=20&t=2zt525ZhdhrU0KQfH0egPg

 

「ちむどんどん」のヒロイン・黒島結菜さんも沖縄県糸満市出身です

黒島結菜さんも小さい頃から宇那志豆腐店の豆腐を食べて育ったのではないでしょうか。

「ちむどんどん」ゆし豆腐や島豆腐と沖縄本土復帰との関係が物語に?

「ちむどんどん」のヒロイン・暢子は食べることが大好きで料理人を目指すストーリーです。

沖縄料理にかかせないゆし豆腐や島豆腐は脚注の料理にもでてくるでしょう。

それ以外にも考えらえるゆし豆腐や島豆腐の沖縄本土復帰との関係からストーリーを予想してみました。

 

ゆし豆腐とは?

ゆし豆腐とは、にがりを入れて固まりはじめた、型に入れる前のふわふわした豆腐のことです。

一般的に、『ゆし豆腐』は沖縄そばに入れて『ゆし豆腐そば』として食べたり、販売されている『ゆし豆腐』の袋を汁ごとそのまま器に入れて食べる方も多いそうです。

 

 

島豆腐とは?

島豆腐とは、沖縄県で作られている豆腐のことです。

「沖縄豆腐」とも呼ばれます。

伝統的な島豆腐の作り方は「生しぼり法」といって、生呉(なまご)を煮ず、絞って豆乳と生おからに分けてから、豆乳ににがり・水・塩を加えてから煮込み、凝固させます。

型に入れて重しをした後、よく水気を抜いてかたく仕上げたものが島豆腐です。

島豆腐は他の豆腐より固いので、炒める際も型崩れしにくいという特徴があり、沖縄の郷土料理「チャンプルー」に使われることが多いです。

 

 

沖縄本土復帰の時ゆし豆腐や島豆腐に起きた出来事

沖縄本土復帰は1972年です。

その頃の日本の食品衛生法に基づく豆腐の製造・保存基準では、豆腐は下記のように定められていました。

「冷蔵するか、または十分に洗浄し、かつ殺菌した水槽において飲用的の冷水で絶えず換水をしながら保存しなければならない」

沖縄では豆腐を水でさらすことはなく出来立てのアツアツの状態で販売されており、豆腐屋の客はボウルにアツアツの豆腐を入れて持ち帰っていたそうです。

これが沖縄の食文化なのですが、本土復帰となると日本の法律が適用となるため、この伝統的な豆腐の食べ方や製法が消えてしまいます。

そんな危機を沖縄県の組合が中心となり、国に特別措置の要請を続けたそうです。

そして、1974年に食品衛生法施行規則の一部が改正されました。

沖縄の食文化を守ることができたのです。

豆腐と沖縄本土復帰は関係深いのです。

 沖縄の方言で「アチコーコー」という方言があるのですが、温度が熱いという意味で「料理が出来たて」というニュアンスで使われます。

沖縄では出来立ての豆腐は「アチコーコー豆腐」と言われています。

 

沖縄の食文化である「アチコーコー豆腐」を守った沖縄の豆腐業界の方々のお話は「ちむどんどん」の物語にも取り上げられるのではないでしょうか。

 

現在はさらに管理厳格化されていますが、沖縄では今なお、アツアツの出来立て豆腐が販売されています。

「ちむどんどん」で豆腐の技術監修をされている宇那志豆腐店でもアツアツの豆腐が販売されています。

そのため、本当の意味での沖縄豆腐は現地でしか食べられない特別なものです。

沖縄以外ではアツアツのお豆腐が販売されているのはあまり見たことがありません。

沖縄を訪れた際「アチコーコー豆腐」をぜひ食べてみたいですね。

https://twitter.com/mom01008452/status/1435061387303145474?s=20&t=foJv-tVaBlEaL-f0TgNjpA

 

まとめ

「ちむどんどん」にでてくる砂川豆腐店のモデルとなったお店のことや、沖縄本土復帰と豆腐の関わりについてお伝えをしました。

これからの展開が楽しみな「ちむどんどん」。

物語と合わせて美味しそうな沖縄料理も楽しみですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

砂川豆腐店・砂川智の子ども時代を演じる宮下柚百の記事はこちら

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※本ページの情報は2022年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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