5歳で迷子になり孤児院に送られた貧困家庭出身のインド人少年サルー。
サルーは故郷から1000km以上離れたカルカッタまでに1人で行ってしまい、オーストラリア夫婦の養子となりサルーブライアリーとして育てられます。
大人になったサルーブライアリーはGoogle Earthの衛星画像とかすかな記憶を頼りに25年ぶりに故郷探し当て母親と感動的な再会しました。
サル―・ブライアリーが母親と再会したのは2012年のことです。
世界各国のメディアでも大きく取り上げられましたが、サル―・ブライアリーは現在どのよう生活しているのでしょうか。
今回は、
についてお伝えします。
サルー・ブライアリーの現在は?
サル―・ブライアリーは1981年生まれなので、現在の年齢は41歳、実業家です。(2022年時点)
オーストラリア夫婦の養子となったサルー・ブライアリーはキャンベラのオーストラリア国際ホテル学校でビジネスとホスピタリティを学んびました。
オーストラリアで事業を起こしインドの母親に家を買ってあげるまでに成功を収めました。
Saroo Brierley was a very inspiring keynote speaker at a past #RootsTechConf. I’m looking forward to the keynote speakers this week! pic.twitter.com/2EbV37WAFA
— Sharn White (@SharnWhite) March 2, 2022
また、2012年にGoogleEarthで故郷をみつけ25年ぶりに母親と再会したを果たしたことは世界各国のメディアにも取り上げられ話題になりました。
サルー・ブライアリーは自身の体験を自伝として執筆され、日本では「25年目の『ただいま』」というタイトルで現在も販売されています。
2016年には映画にもなり大きな話題となりました。
ハリウッドの映画会がサルー・ブライアリーから14億2000万円でこの実話を購入し、映画「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」が公開されました。
サルー・ブライアリーは映画のプロモーション活動も積極的に行いました。
☀️おは映画
『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』2016オーストラリア#サルーブライアリー のノンフィクション本が原作のドラマ映画
貧困迷子と絶望の子供を救った里親
里親も子供たちに救われていた
本当の喜びとは..
1:26~のママの言葉必見!#ニコールキッドマン#映画好きと繋がりたい#朝活 pic.twitter.com/czUKUheF9m— yuki izena (@izetchi_biz) March 18, 2021
現在も、自身の経験などの講演活動も行っています。
母親と再会後、サルーはインドの家族にお金を送金し、年に2回は故郷に帰っており、インドの家族とも良好な関係を続けているそうです。
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サルー・ブライアリーは現在、結婚してる?
サルー・ブライアリーは現在、結婚していることは確認できませんでした。
GoogleEarthで故郷を探していた時、インターネットの回線速度の速いリサ・ウィリアムズ(Lisa Williams)の家をよく訪れており、彼女が当時の交際相手(ガールフレンド)でした。
ですが現在、彼女と結婚はしているという情報はありませんでした。
サル―・ブライアリーの兄グドゥの死因は?
サル―・ブライアリーの兄グドゥは列車から転落して亡くなっています。
サルー・ブライアリーが行方不明になった日、兄グドゥと仕事のため駅に行きました。
披露で体調を崩したサルー・ブライアリーを兄グドゥはホームで休ませます。
眠ってしまったサルーは起きた時、グドゥが戻って来ないことに気づき、兄を探して停車中の回送列車の車内に入ったしまいそのまま迷子になってしまいました。
(映画「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」の内容と実際は少し異なります。)
サリー・ブライアリーが行方不明になってしまった時、母親含め周囲の人は兄グドゥと一緒にいると思っていたのですが、グドゥは一週間後鉄道の線路近くで遺体となってみつかりました。
グドゥはサルーを休ませていた駅のホームに戻ろうとして何らかの理由で列車から転落したとみられていますが、詳しいことはわかっていません。
まとめ
不幸な偶然が重なり行方不明になってしまったサルー・ブライアリーでしたが、故郷を思う気持ちを忘れずGoogleEarthをもとに家族との再会を果たした衝撃の実話ですね。
Google Earthで故郷を探したことが話題になり、Googleでも講演をされたことがあるそうですよ。
感動をよんだ奇跡の再会は今後も語り継がれていくことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。