あさイチのプレミアムトークのゲストでも登場し話題になった作家の原田マハさん。
原田マハさんといえば数々の文学賞を受賞されていて「売れっ子作家さん」というイメージはあるのですが、原田マハさんの小説家に転身するまでの度胸ある人生がとっても興味深かったので詳しく調べてみました。
今回は、
についてまとめました。
作家・原田マハさんの作品とは?
原田マハさんといえば美術をテーマにした小説が多いことでも知られていますが、どのような作品があるのでしょうか?
文学賞受賞作品や有名作品を少しだけですがご紹介。
カフーを待ちわびて
第1回日本ラブストーリー大賞受賞であり原田マハさんの小説家デビュー作です。
デビュー作は恋愛小説だったのですね。
取材で那覇を訪れた時、宿泊をした民宿のおかみさんからすすめられて行ってみた「伊是名」という島で出会ったラブラドール犬の名前が「カフー」だったそうです。
カフーは沖縄の言葉で「幸せ」という意味ということを知り、何かが、どーんと下りてきた。と公式のプロフィールで語られています。
2009年には玉山鉄二さん主演で映画化もされています。
楽園のカンヴァス
第25回山本周五郎賞受賞、第147回直木賞候補、第10回本屋大賞第3位。
絵画ミステリーとも言われる原田マハさん「構想25年」の作品です。
読んでいくうちにルソーやピカソにもどんどん詳しくなっていってしまいます。
キネマの神様
第8回酒飲み書店員大賞受賞
2021年には山田洋次監督、沢田研二・菅田将暉のW主演で映画化されています。
他にもたくさんの作品がありここでは書ききれません。
2021年、中谷美紀さんと田中圭さんのW主演で話題となった映画「総理の夫」も原田マハさん原作の作品です。
「総理の夫」Blu-ray&DVD
来年 2022年2月 9日(水)発売決定!
Blu-rayには約2時間に迫る映像特典をたっぷりと収録予定です!
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— 【公式】映画『総理の夫』 (@1stgentlemanjp) December 3, 2021
そして、1月25日(火)からNHKBSプレミアムでは4夜連続で原田マヤさん原作の「旅屋おかえり」が放映されます。
こちらも楽しみですね。
【特集ドラマ #旅屋おかえり 】
1月25日(火)~28日(金) BSP 夜7時旅代行業の丘えりか(#安藤サクラ)が「あるひとの思い」を背負って、「秋田」「愛媛・高知」に出向く。美しい風景や出会い、地元の名産を視聴者の皆さんと追体験するドキュメンタリータッチの新「旅ドラマ」https://t.co/szAFGBeM6B pic.twitter.com/HakIXCftMi
— NHKドラマ (@nhk_dramas) January 18, 2022
原田マハさんの幼少期は?子どもの頃から度胸あり!?
数々のヒット作を生み出している原田マハさんはどのように育ったのでしょうか。
幼少期から10代の頃の原田マハさんを調べました。
3歳の頃から絵を描き始め、児童書を読みあさっていたそうです。
生まれは東京ですが、小学生の夏休みに単身赴任で岡山にいたお父様に会いに行ったときに倉敷にある大原美術館を訪れます。
ピカソの奇抜な絵画をみて
「何これ?ちょっと下手くそすぎない?あたしのほうがうまいよ」
と本気で思ったそうです。笑
これ以降、原田マハさんのライバルはパブロ・ピカソ。
ライバルのスケールも違います。。。
幼少期から「度胸」あったのでしょうね。
これが原田マハさんと美術との最初の出会いだったのでしょうか。
原田マハさんはこの頃から自作のイラスト付きの小説や少女漫画などを書き、「りぼんまんが大賞」などにも投稿をしていたそうですが、残念ながら漫画家としてデビューすることはありませんでした。
でもこの頃書いていた作品のストーリーもかなり気になりますね。
1月21日(金)8:15- NHK「あさイチ」に出演します。
1月25-28日 NHKBS 19時「旅屋おかえり」4夜連続
ドラマ放映に合わせて、旅の思い出、父のこと、アートは友だち、人生を変えた1冊など、度胸と直感に導かれてきた人生のあれこれを話します!https://t.co/1orIDGNLHo— 原田マハ (@haradamaha) January 19, 2022
作家前の原田マハさんの度胸でやり抜いた経歴がすごすぎる!
原田マハさんが作家としてデビューしたのは44歳の時。
それまでの原田マハさんの輝かしい経歴には目を見張るものがあります!!
原田マハさんはピカソがとんでもない天才と気づくものの、今度はアンリ・ルソーの絵画があまりに「下手!」と驚いたそうです。
あまりの驚きにルソーの画集や関連書籍を読みまくり「いつかルソーの物語を描いてみたい…」と思いを募らせるようになったそうです。
これが後の楽園のカヴァンスにつながっていくのですごいですよね。
原田マハさんは26歳の時、東京でたまたまオープン準備をしていた美術館に飛び込みで「雇ってください」と訴え、その度胸を買われて就職し、美術館の実務を経験されています。
美術の仕事に興味があったのですね。
その後、ほぼ飛び込みでプレゼンをして伊藤忠商事株式会社新規事業開発室で仕事されています。
語学力はなかったそうですが、新しく美術館を開設する際のコンサルティングや、コレクションの売買などで日本全国を飛び回り、世界中の美術館やコレクターたちと度胸だけで奇跡的にやり抜いたと公式のプロフィールでも語られています。
美術館のコンサルティングだと専門的な語学力が求められそうですが、これを度胸だけでやり抜くとは…驚きですよね。
その後はあの有名なチーフコンサルタントとして「森美術館」の設立にも関わっています。
森ビルの森稔社長より直々に頼まれたとのことです。
原田マハさんの伊藤忠商事での高い実績がうかがえます。
32歳の時、キュレーターになりたい...と思い始めは早稲田大学第二文学部美術史科に入学し、学芸員の資格を取得されています。
この時の早稲田の倍率は40倍だったとか…
働きながらものすごい勉強をされたのでしょうね。
英語の勉強もしてビジネス通訳初級も取得されています。
その後、森美術館が提携したニューヨーク近代美術館での勤務を経て、
まとめ
作家としての経歴は言うまでもありませんが、作家になる前の経歴も素晴らしいですね。
本人は度胸と直感とおっしゃられていますが、ご本人の才能と計り知れない努力の結果なのでしょう。
原田マハさんの作品はドラマ化されりことも度々あります。
これからも本はもちろん、ドラマでも原田マハさんの作品を楽しみにしたいと思います。
最後までお読みいただいありがとうございました。